収入

「介護士の給与は安すぎ」説を私の体験をもとにフカボリ

介護士は給料が最低レベルって本当かい?
でも、平均給与が30万円くらいあるって聞いたけど、これ低すぎ?
エ~~ッ
びっくりポン!
なんだか、厚労省の調査結果と世間のイメージがズレてるね。どうしてこんなことになるのか、私の給料体験もバラシて、深掘りしてみましょう。

 

こんにちは! ケロハチです。

というわけで、この記事では介護職員(介護士)の給料の実態について、体験をもとにお伝えします。

結論を先に書きましょう。
『介護士の給与は確かに安い。しかし、目に見えないあったかいものも得られることを考え合わせると、安すぎではない』また『安すぎの場合でも、ちゃんと探せばずいぶん良くなる』と思います。

この記事を読むことで、介護士になるときの収入の予測と覚悟ができるようになりますよ。

なぜなら、実在する私ケロハチの体験をベースにしてるからです。
介護士の給与をめぐっては、いろいろな情報が飛び交っていて、
業界の外にいる人は、やっぱり低いんだろうなぁ、となります。

人は自分を守るために、悪い情報を信じやすいからです。

そこで、介護士の給料事情が分かりやすいように、3つのデータを並べてみます。

①国(厚労省)が発表してる調査から
②民間の介護求人サイトから
③私ケロハチの場合から

順に話しますね。

国(厚労省)が発表してる調査の金額

手当も賞与も含めた年収の1ヶ月分の金額=給与

『平成30年9月の介護職員の平均給与は300,970円』
これは、厚生労働省が実施した『平成30年度介護従事者処遇状況等調査』の結果です。
12ヶ月を掛けた年収は、3,611,640円となります。
すべて、介護職員処遇改善加算Ⅰ~Ⅴを取得(届け出)している事業所の職員が対象です。

10,670施設を対象にして、74.1%の7,908施設から回答を得たものらしいです。
これに
よると、平成30年9月の介護職員の平均給与は300,970円。
下の図は、この調査における、平均給与300,970円の内訳と非常勤の給与・時給などの介護士情報をピックアップして整理しました。


平均給与の『給与』には、残業代や手当、賞与(ボーナス)が含まれています。
事業所から、もらうお金ぜんぶ合わせたものですね。

ちなみに、基本給額は字のままですが、いわゆるこれが『給料』のことです。
手当額は、職務手当、処遇改善手当、通勤手当、家族手当などが含まれるほか、時間外手当(早朝・深夜・休日手当等)も含まれた額です。

賞与(ボーナス)の出る事業所がおすすめ

一時金額はボーナス(賞与)だけと考えて、12ヶ月を掛けると581,040円となります。
夏と冬に290,520円ずつ支給される、そんな感じ。
これが、最も事業所によって違いの出る項目でしょう。
賞与は、出るとことでないとこがありますよ~~(^^;
よ~く調べてから、就業してくださいネ。
求人情報の欄に支給実績がちゃんと書いてある事業所を選んでください。

そして、もっといえば、
基本給を極端に低くして、『賞与の支給実績5.0ヶ月分!』という場合があります。
たとえば、おおざっぱですが、
月給175,000円 (内訳:基本給75,000円、調整手当50,000円、資格手当50,000円)
賞与5.0ヶ月分と書いてあれば、さて賞与はいくらもらえるでしょうか?

夏に187,500円
冬に187,500円
計   375,000円

そうです、基本給75,000円 × 5.0ヶ月分 となってしまいます。ドドドーーーッ

勤務年数7.6年の介護士をイメージしてみた

さっきの『介護士の数字』の表の1行目に、平均勤続年数7.6とあります。
これを、勤務しはじめて7年6ヶ月の職員と置きかえて考えます。
けっこう中堅スタッフですよね。
以下、すこし勝手に考えたイメージです。男性設定。

介護業務担当のままで7年以上働いている、あるいは、
同じ法人の他の部門から介護部門へ移って延べ7年以上働いている、
ということから、グループリーダー的役割を担っている
結婚して家庭をもって育児している
育児のため、妻はパート勤務で、収入は100万円程度
どうにか生活できるが、貯金に回すゆとりはなく
ダンナの大船に乗ってる感じにはなれない。ともにがんばってる感じ。

こんなイメージがわいてきました。
大船にはなれない…(T_T)
でも、ともにがんばってる感じもいいですよ(笑)

民間の介護求人サイトの金額

ここでは『介護求人ナビ』という求人サイトから引用します。

直接雇用求人《介護士の平均時給・月収・年収》

このサイトには、やたらと充実したお役立ち情報や面接レポートなどのコンテンツがあります。そのなかのひとコーナー(カテゴリー)に『給与データ』があります。介護士以外のさまざまな職種(看護師・ケアマネジャー・相談員・管理職など15種)の平均給与を無料で確認できます。

また、都道府県・市区町村ごとに、その地域の介護系職種の平均給与も確認できてしまいます。

※下記は、介護職・ヘルパーで、施設が直接雇用をする求人の給料(給与)を時給、月収、年収別で表示しています。

引用元:介護求人ナビ『給与データ』コーナー

月収には賞与が含まれてません、おそらく。
1の厚労省調査の年収が約361万円でしたので、
だいたいこれぐらいです、やはり。

派遣求人《介護士の平均時給・月収・年収》

次は、介護職・ヘルパーの派遣求人での給料(給与)を時給、月収、年収別で表示しています。

引用元:介護求人ナビ『給与データ』コーナー

介護求人ナビで給与データを見てみる

 

私ケロハチの場合の月収データ

明細もなく、大体の数字ですみませんが、そして恥ずかしいのですが、
ゆとりもなくドロドロと、ひたひたとしぶとく生きてきました。
ハプニングも多く、揺れに揺れつつも楽しんで、今に至りました。
次第です、はい。

介護士の給与は『安すぎ』だろうか?

お金以外の日々のあったかい手当

確かに、安い。しかし、安すぎでしょうか?
私の場合は、共働きでした。でも職場の理解を得て子育てもできました。
実際、200万人ほどの介護士が活躍している。
『介護士は確かに安いが、プラスアルファのものを得られる』

長く働いてる人は、そのことに気づいています。

それは愛でしょ。

私は現場をはなれて痛感したことがありました。
それは、
利用者さんを励ましていたつもりが、私が励まされていた、
私が出番を与えられることで、元気をいただいていた、
私の励ましはブーメランみたいに、利用者さんを通って私に還ってきていた。

これは愛だっぺ(‘ω’)、

そう実感しました。
これは、そのときは気づきにくいこと。
『笑わせてもらったのは俺のほうだった‥』

月並みな展開に、「おいおい、愛かよ」と思う方はいるかもしれません。
「くさいな~」というかもです。

しかし、何と言われようと、
介護士の年収リアルは、お金+目に見えない大切なもの、です。
生き方の話です。

余談ですが、
忘れかけたあの歌も聞いてください。リトグリバージョンで。

職場で、目に見えないあったかいものを、
もがきながらでも共有することができたら、深いレベルでつながります。
そんな醍醐味もきっとあります。

これホント|給与はちょっとずつ増えてきている!

ここまで読んでくれて、「愛でおなかはふくれない!」と、
ホッペをふくらませて怒ってるあなたに朗報です。下の図を見てください。

これは、公益財団法人介護労働安定センターという、なかば公的なところが平成 30 年度に実施した「事業所における介護労働実態調査」、「介護労働者の就業実態と就業意識調査」の結果の一部です。介護職員と訪問介護員の、過去6年間の賃金の推移が記されています。

右肩上がりです! わずかですが。

職員の待遇を良くしようとしている事業所を選ぶ

いま現場では、今後の高齢化社会のさらなる加速を背景に、ベースアップ、定期昇給、手当、賞与、一時金等で賃金を改善するよう厚労省から指導を受けています。処遇改善加算制度などの施策も出来てきました。

でも公的資金をもらおうとすると条件が厳しいです。書類や設備などの整備、介護士の配置など必死のパッチで整えて申請し、認定を受けています。待遇が良くなる事業所はどんどん良くなるし、そうするとそこには人が集まる。

加算もとれずに改善されないとブラック化が進み、人がいなくなる。悪循環がはじまると止まらなくなる。競争がさらに激化しているようです。倒産閉鎖が進んでいます。

今後、良い職場と悪い職場が、ますますはっきりしてきます。
『職業選択の自由』を遠慮なく行使して、ぜったい、
いい職場と出会ってくださいね。

 

いい職場と出会えますように!

 

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