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一日に『ありがとう』と何回も言われた。
その言葉に、乗せられて(笑)、ガンバれた。
自分の名前を何回も呼ばれた。
自分は必要とされていると感じた。(今思うと)
そして、よく笑った。(だから、よく笑えた)
これが介護の仕事をしている当時を振り返っての、私の感想です。
キャリアアップのため介護の現場をはなれ、いろいろな仕事をしてきましたが、
それらと比べても介護・福祉の仕事はやりがいがあります。
興味関心のある人も多いことでしょう。
でも一方、介護士になることに何となく不安を抱く人もいるでしょう。
少子高齢化社会・人出不足・外国人ケアスタッフ採用や給料のこと、
介護士の肩書のある人のニュースなど。
これらの、ばくぜんとした不安によって、
介護の仕事に興味をもった人が、その一歩をためらいあきらめてしまうとしたら、残念でなりません。
また、業界の人手不足がつづくなか、採用のハードルが下がってます。
そしてその傾向は、ブラックであればあるほど、下がってるように感じています。
求人を出しても人が来ない。そこに生身の生きた利用者さんがいる。
何とか回そうとすれば、ますますブラックになっていく。
そこに初々しいこころざしを抱いて介護士になった人が入ってくる。
そして大変な思いをしても、さらにがんばる。
気のいい人であればあるほど、疲れ切ってしまったり。
そして、介護士の仕事はもういいかな、と他の業界へ転職してしまう。
これも残念でなりません。
介護士の仕事は、介護を通してその人の暮らしの一部を支えることです。
家族の暮らしも支えます。それはとてもクリエイティブなこと。
楽しいことです。喜怒哀楽てんこもりな日々があります。
私は20代~30代を障害者施設で働いてきました。
そこには素晴らしい、今も胸の中で輝く体験がありました。人につながる素敵がありました。
この体験を通じて感じたことを伝えたい。
この仕事にはデメリットを大きく上回るメリットがあることを、あなたに伝えられたらと思います。
そしてちょっとだけ背中を押すことができれば、うれしいです。